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【宮城県牡鹿郡女川町】視察ツアーレポート

2015年10月13日

2015年9月29日(火)
「ふくしま教育旅行語り部強化セミナー」様の添乗で、宮城県牡鹿郡女川町へ行ってきました。

 ● 女川温泉「華夕美」ご集合、昼食
  お食事処は開放的なオーシャンビューです。穏やかな万石浦が一望できます。
  
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 ● 「きぼうのかね商店街」で語り部ガイドさん乗車、 商店街を散策
  「きぼうのかね商店街」は、仮設の商店街では全国でも最大規模です。
  名前にある「きぼうのかね」は、震災前の女川駅前にあったからくり時計に付いていた鐘でした。
  4つあった鐘のうち、がれきの中から奇跡的に1つだけ発見された鐘をシンボルにしています。
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             旧女川高校の敷地に建てられています          鐘は誰でも鳴らすことができます
                                  復興への祈りと共に澄んだ音が響きます
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     あたたかみのある木造のお店が連なります

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 ● 語り部ガイドさんの案内で町内を視察 
  津波被害の大きかった町の中心部を通ります。
  現在はかさ上げと造成工事が進められています。

  高台の上に見えるのは地域医療センター。津波は建物の1階部分にまで到達しました。
  震災前は高台の手前も家が建ち並んでいた場所でしたが、津波で壊滅的な被害を受けました。
  横倒しになった旧女川交番は、震災遺構としての保存が決まったそうです。
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           地域医療センター                     旧女川交番 

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 ● 水産冷凍冷蔵施設「MASKAR(マスカー)」の見学
  女川町はやはり水産業の町。海沿いには水産加工の事務所や大きな製氷施設などが建ち並びます。
  震災の翌年に建てられたマスカーは、2階に「冷凍・冷蔵庫」、
  3階に「温度制御をするコンピューター」と重要な部分を階上に配置しています。
  太い柱が等間隔に何本も並ぶ1階には、簡単な事務所と荷捌き場しかありません。
  今後再び津波が発生した際は、1階の壁面パネルが外れ津波の威力を受け流す構造になっているのです。
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             マスカー外観                 冷凍庫の中はマイナス30℃!

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        説明にしっかり耳を傾けます              所狭しと荷物が積み上がっています

  ↓
 ● 「新女川駅舎」「あがいんステーション」の見学、お買い物
  今年3月に全線復旧したJR石巻線。
  その終着駅となる女川駅は1階が駅舎、2階が町営温浴施設「ゆぽっぽ」、3階が展望デッキになっています。
  駅からまっすぐ海に向かってプロムナード(遊歩道)が、そして年内の開業に向けて両脇の商店街が建設中です。
  そのプロムナードの先に「あがいんステーション」がオープンしています。
  女川だけでなく全国の特産品を買ったり、漁業に関する体験ができたりと、女川の文化発信の新しい拠点となります。
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      ピカピカの外観が青空に映えます             展望デッキからは海がすぐ近くに見えます

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    旧女川駅舎を模したあがいんステーションの外観         看板はスペインタイルでできています

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 ● 「復興まちづくり情報交流館」の見学、語り部ガイドさんとの交流会
  パネルや模型、展示などを使い、震災時の説明や現在進められているまちづくりのことを学びます。
 
  その後、さらに観光協会の方2名に合流して頂き、今回のツアーにご参加の皆さんとの交流会を行いました。
  住んでいる場所も、被害の程度も、現在の状況も一人ひとり違いますが、
  震災を後世に語り継ぐという共通の目的があります。
  ガイドをしていく中での工夫や悩み、伝えたいことや考えていることなどたくさんのご意見を伺うことができました。
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  その後ツアーは解散となり、参加者の皆さんはバスで福島に向けて出発しましたが、
  私は電車の時間まで余裕があったので、駅周辺をご案内して頂きました。
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      駅にはあたたかみのある灯りが点りました          「ゆぽっぽ」でも女川の名産品が買えます


  震災から4年が経ちました。
  これからは被害の状況を語るだけではなく、
  女川の良い所をもっと伝えて、また来たいと思える町にしていきたいという言葉が印象的でした。


  女川は現在急ピッチで町づくりが行われています。
  今だからこそ見れる町の造成工事、あがいんステーションでは水産加工や水揚げの体験、
  その他にもスペインタイルの絵付け体験、笹かまぼこの工場見学と手焼き体験、
  金華山のパワースポット巡りなどなど見どころはたくさん!
  ご希望に合わせてオリジナルツアーを作成しますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

  ツアーについてはこちらをご覧ください >>> 「出かけよう!東北へ 女川町復興視察ツアー」

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  すっかり日も暮れた帰りの新幹線の中、たまたま手に取った車内紙「トランヴェール 9月号」に
  あがいんステーションの記事が載っていました。
  女川で伺ったたくさんのお話を思い出しながら、是非また訪れたいと思いました。


一般社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員